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不眠に漢方は効果があるのか?

「漢方」は、ニ種類以上の生薬を調合して、その人それぞれの体質・症状にあったものを提供することで、体質を改善しながら根本となる原因を取り除こうとするものです。投薬による対症療法とは異なり、症状に対しての即効性がないのは、問題となる体質を改善していくことで症状を緩和する、という長期的な改善プランによるためです。不眠という症状に対して、既に日常生活に支障をきたしている方であれば、即効性を望むことから、継続しづらい、という難点がありますが、個々の体質に添った生薬を調合し、根本的な体質を改善するということは、不眠に至った様々な要因を一つ一つ取り除いていくことが期待できます。

不眠症状だけでなく、個々が抱えている様々な身体的問題点を改善することも期待できますから、長い目で付き合っていくことが必要となります。ここで、漢方については「瞑眩(めんげん・一般的に言う好転反応)」のことを耳にされるかと思いますが、これは漢方薬の定義からは1000人に1人程度現れる、と言われています。

一度症状が悪化するような場合は1~2日で収まるのですが、長引くようであれば再度相談されることをお勧めします。漢方はあくまでも個人個人の「体質」に着目して調合されるものなので、瞑眩が出た場合には、体質判断を誤ったということも考えられるのです。
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